真面目な友達から学んだ、任される人物像

時間ぴったりに来た

今日、友達がスノボのウエアを借りに、俺の家まで来た。

13時に来るようにお願いしたんだけど、

本当に13時に来た。

俺はてっきり、13時10分とかに来るとか思ったのに。13時ぴったりだ。すごい、さすがだ。

その人は高校の時の友達で、さらに俺が入っていたサッカー部の副キャプテン。

 

真面目な性格

昔から真面目な人で、サッカー部のメンバーからも真面目だと言われていた。

ただ、真面目っていうのは損な性格とはよく聞くが、

彼は特に才能はないのだ。（失礼だなごめんなさい）

高校の時もサッカーが特にうまいわけじゃなかった。むしろ下手くそだ。運動神経もいいわけではなく、バスケのシュートはなにかぎこちない。いつもツッコミ役だからか、ボケても面白くない。笑

大学も二浪して、そこそこの大学。予備校が合わなかったみたいだ。

下ネタとかが混じる話題にもツッコむタイプで、自分から下ネタを言って周りを笑わせようとはしない。女の子の話題が出てこないタイプの人。というか、高校時代は、好きな子にフられて、残念ながら恋は実らなかった。

 

彼のいいところ

でも、彼のいいところは間違いなく、真面目なところだ。

いつも自分から、責任のある役職に立候補するし、みんなもそれを拒まない。

サッカー部の副キャプテンだったり、クラスの代表を決めるホームルーム委員も3年連続でなっている。

（余談。俺も3年の時に立候補したけど、票数で負けました。泣）

みんなが彼の立候補を拒まない理由として一番に挙げられるのは、やっぱり、”真面目”だからだと思う。

今日みたいに集合時間は守るし、みんなをまとめようとする。

クラスの中心。とまではなれないけど、先生には頼られる存在だ。

 

”選ばれる人間になれ”

いつの日か、彼に質問をしたことがあった。

なんで質問したかはわからないけど、こういう質問をした。

「まさって、心に残ってる名言みたいなのある？」（”まさ”は彼の名前です）

質問の言葉はこれであってるのかは全然覚えてない。質問した理由も、卒業式が間近だったのか、誰かの信念を聞きたかったのか。全然覚えてない。

すると彼は少し考えてから、

「中学校の先生が言ったアドバイスは覚えてる『選ばれる人間になれ』って」と言ってた。

彼の軸はこれなのかもしれない。

ここでいう”選ばれる”って言葉は、特別に選ばれる人間とか、そういうもんではなくて、

”まわりから信頼されて任される人間”。

そういう意味なのだと思う。

副キャプテンやら、ホームルーム委員をやっていた彼が言うと説得力があって、すんなり自分の中に入ってきたのを覚えてる。

 

まとめ

真面目である。は、時に損をする性格であるかもしれないけど。

それは一種の才能であって、その人の魅力である。

そんな真面目な人に、世の中の人は

仕事とか、管理とかを任せたくなるのが本能なのかなって思います。

 

 

PS．自分はそこまで真面目じゃないけど。今日時間ぴったりに来たまさを見習おうと思えた自分は少しは成長したかな。

 

 

ダイコンダイスケ