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勉強の言い訳は「自分がレベル20になって追いついても、友達はレベル39くらいになってる」から

『脳が認める勉強法』([著]ベネディクト・キャリー)の”はじめに”を読んでいて、思ったことを書きます。
この本は、効率のいい勉強法を脳の仕組みから説明している本です。
脳が認める勉強法――「学習の科学」が明かす驚きの真実!

脳が認める勉強法――「学習の科学」が明かす驚きの真実!

 

 

 

「あいつは才能があるからできるんだ」という言い訳

「あいつは才能(またはセンス)があるからできるんだ。自分にはできない。」
そんなことを思っていても時間の無駄だ。
元から持っているものには当然差がある。
必要なのは自分を理解し、それに見合った練習をすることだ。
自分が今どんな能力を持っているのか、
どんな人間なのか、
他人と比べてどれほどスキルを持っているのか。
例えば、スポーツの練習において
ヘロヘロのやつが体格のいいやつと同じ練習をしても、到底その練習にはついていけない。そして、体格のいいやつと同じ効果が得られるわけではない。
自分に合った練習をする。それは練習レベルを下げることではなくて、適切な練習をしようということだ。
 
ここで、練習や勉強が挫折するのは、自分が追いついた時には、そいつはそのレベルよりさらに先に行っていることが要因として考えられる。
例えば、自分がレベル1で友達がレベル20だったとする。ここで、友達に追いつきたくて、自分が頑張ってレベル20になったとしてもその友達はレベル39くらいになっている。
ここでやる気を無くすのだ。どうせ自分がやっても追いつかない。そう考えて挫折をしてしまう可能性が大いにある。
 

じゃあどうするの?勉強しないままでいるの?

でも、そういうことを考えてる人に言いたい。
 
…じゃあどうするの?と。
 
裏技を見つけてそいつに追いつくか?でもそいつも同じ裏技を知ってたら?
じゃあ、他の分野で勝負する?これは一つの方法だ。でも、どこかで友達と比べる場面が必ず出てくる。
 
つまり、どうしようもないのだ。
だからと言って、自分がレベル1のままでいいということではないと思う。
自分がレベル20になるだけで、できることが増えてくるだろう。
レベル19のモンスターを倒せるようになるのだ。
だから、レベルを上げることは意味のないことでない。
 
でも、友達に追いつく方法があるかもしれない。
それは、友達より経験値を積むことだ。
それに尽きる。
その効率のいい方法を学ぶ。それこそ友達も知ってるかもしれないが、そんなことを考えてたら、キリがない。相手を完全に知ることはできないのだから。でも、逆に相手を知ることができたなら?相手があんまりやっていなかったら?自分は少しやるだけでいい?それは違う。”最善を尽くす”のだ。それこそキリがない言葉かもしれないけど、少なくとも自分の納得いくまではやっていたい。
 

人に差ができる理由は”学ぶか学ばないか”

最近、『学問のすゝめ』を少し読んだ。
「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」と言えり。 されども今、広くこの人間世界を見渡すに、かしこき人あり、おろかなる人あり、貧しきもあり、富めるもあり、貴人もあり、下人もありて、その有様雲と泥との相違あるに似たるはなんぞや。 その次第はなはだ明らかなり。『実語教』に、「人学ばざれば智なし、智なき者は愚人なり」とあり。されば賢人と愚人との別は学ぶと学ばざるとによりてできるものなり。-『学問のすゝめ』(福沢諭吉)より抜粋-
やっぱり、勉強した人は人の上に立つのである。
勉強は大事、いい訳ををしない。勉強すれば、必ずレベルは上がります。レベルが上がって、攻略できるようになると楽しいです。

 

脳が認める勉強法――「学習の科学」が明かす驚きの真実!

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ダイコンダイスケ