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文章に失敗談を入れることで、厚み・深みが出る

今日、会社の研修で「これから一年の抱負を発表する会」に向け、抱負と発表原稿を人事の方と一緒に考えました。たった2分の発表だけど、そこに会長をはじめ、社長、各本部長などが出席し、その前でぼくたちは発表をすることとなっています。

 文章が思いつかない、しかも薄い…

たった2分の原稿…文章が苦手なぼくには、これすら思いつきませんでした。正確には、思いつきました。思いついたのですが、人事の方に持って行ったらいろいろ言われ、要は「薄い」ということでした。
抱負の設定は大丈夫たったのですが、「その抱負を達成するためになにをするか」が薄かったようです。
ぼくの抱負は「大は小を積みて、大となる」だったのですが、それに対しての行動が
「日々の業務で学んだことをノートに書き記し、毎日何度も読み返し自分のものとする」でした。
それに続き、「小さなことの積み重ねですが、それを積み重ねていくことで大きな知識になる」とまで書いています。
たしかに、これでは薄いと思いますし、人事の方に言われるのもしょうがないと思いました。なので、言われた後に具体的な行動をもう少し足して、「資格の勉強を1日1問解き、資格試験に合格する」としました。
しかし、それでも薄いと感じてしまいます。
そこで同期たちの原稿を見ました。同期たちの原稿を見ると、「今まで学ぶことをしてこなかったので、日々学んでいきたい」、「いままでわからないことを質問することが怖かったのですが、これからは積極的に質問をしていきたい」などが書いてあり、自分よりも内容がある人たちばかりでした。

厚みがある文章には「自分の失敗談」が書いてある

しかし、周りの人たちの原稿を読んでいく中で、ぼくが、「なんか内容が薄いな」と思う原稿がありました。
その原稿とぼくの原稿には共通点がありました。それは2つです。

1.自分の失敗談を書いていない
2.これからの具体的な行動が書いていない

です。
ここで問題なのは1.の「自分の失敗談を書いていない」です。物事に説得力や厚みを持たせるには「自分の体験」を書くべきだったのです。
さらに、ただの体験ではなく「自分の失敗した体験」です。
「人は失敗から学ぶ」とはよく言ったもので、失敗した経験を糧に対策を練っていく作業は、これからお金をもらっていく上でとても重要になってきます。そしてこれは、誰でも聞いたことがある言葉だと思います。その通りだと思っているかもしれません。人間は共感することができる生き物です。「体験談」や「失敗談」があると、それに共感し、話に深みや重みが出てきます。
ぼくにはその体験談が足りませんでした。今回の文章の構成としては。

1.なぜその抱負を設定したか
2.そして、そのためにどう行動していくか

これらに尽きるのですが、その「なぜ抱負を設定したか」の部分に自分の失敗した体験をふまえて話したほうが説得力や厚みにつながるのだと思いました。

というわけで、これから自分の体験や失敗をふまえて、さらに厚みを出した文章を書いていこうと思います。

ぐっばい!